
まだ実家にいる10代の頃。
夜、妹と私でどちらかの部屋に行っては一緒に布団に入っておしゃべりした。
幸せってなんだろうとか、叶えたい夢とか。
妹の夢は壮大で、夢というよりもう野望。
それに比べて私はいつも生ぬるい。日常のちょっとしたことに、あー幸せって思っていたい。以上!みたいな。
妹みたいにドラマチックなかんじが必要なのかもって焦ったことも
布団でおしゃべりしたあの時間を思い出して、ふと、
そのためにも今の感情をちゃんと感じきって、
心のうちを話せる人がいたら、それがやりやすいかもしれない。
子どもたちのそばにそういう人がいてほしいな。
って、よしもとばななさんの「デッドエンドの思い出」みたいなことを考えてた。大好きで何度も何度も読んでるんだけど、
今もやっぱり、日常のちょっとしたことに、あー幸せって思っていたいし、大切な人が苦しくときにそばにいられて、それ以外は一緒にヘラヘラ笑っていられたらいいなって思う✳