優しい日

赤ちゃんは選んでやってきてるよね?

みたいな話を先日あるかたとした。

お母さんはこの人がいい!

この家族のところに産まれたい! 

この日を誕生日にしよう!

帝王切開で産んでもらおう!

とか、きっとワクワクしながら選んでる気がする。

産まれてこれなかった子も、それをわかったうえで少しだけでもお母さんのお腹にいたいなって思ったんだろうな。 

命が宿るって尊い。


今日は娘の誕生日

9年前の9月1日、夜中にお腹が痛くて目が覚めて、時計を見たらなんと0時ちょうどだった!

予定日から一週間過ぎていた。のんびりおっとりし子だなあと思っていたのに、「さあ!今日産まれようと思って待ってましたーっ!」

って急にお腹の中で祭かってくらいはしゃぎだして、その圧に私はちょっとひるんだ。


助産院に向かう車の中でエレカシのアルバムを聴いていた。

〜いつの日か輝くだろう今宵の月のように~

って言ってるけど、この日は新月。

あーらら。

いつも新しい気持ちで輝く子になるってことにしとくか。まあなんでもいい、とにかく痛い。


お産は幸せだった。

お腹にいるときから今日までの娘とのあれこれを思うと、とてもあったかい優しい気持ちになる。

ずっといちいち可愛い。

娘のすべてを尊敬してる。大好き。


そんな今日も心あったまる日だった。

朝、私の母と元旦那さんのお母さんがラインをくれた。娘におめでとうと、私にありがとうって。

ありがとうはこっちのセリフだ!

罪悪感を感じるのはもうやめた。


午後はバイト。今日から研修期間が終わってひとりで店番だった。

職場の方が様子を見に来てくれたり、常連さんが応援してくれて、無事に終わった✳


世界は間違いなく愛でできている。


写真は産まれた日の娘。

優しい日が続きますように。